AGA治療とは
AGAは、いわゆる”若ハゲ”のことを言います。
人は年齢を重ねていくと自然と薄毛になっていくものなのですが、20代~30代のまだハゲるには早い年齢の方が、段々と薄毛になってしまうというものです。
おでこが後退していくM字ハゲと頭頂部がハゲるO型ハゲ、またはこのM字O型両方の複合ハゲと大きくわけて3種類があります。
AGA治療は、このAGAを専門的に治療しましょうねという治療法で、飲み薬から塗り薬、植毛、注射など様々な方法を利用することが出来ます。
AGA治療は健康保険を利用できる?
AGA治療は医療機関で行うのですが、病院やAGA専門クリニックで受診するのだから当然健康保険を使えるよね~、と受付時にそっと健康保険証を差し出して「使えません」と言われてしまいショックを受ける方も意外と多いようです。
そうなんです、実はAGA治療は医療費控除適用”外”なんです!!原則、健康保険は利用することが出来ません!!
AGA治療に健康保険が適用されない理由は、”AGA治療自体が厚生労働省が定めている医療保険の適用されるものに含まれていないから”です。
AGA治療というのは、元々健康保険を利用できない美容整形と同じジャンルに属しているため、「ハゲてても命に関わるものじゃないでしょ」ということで健康保険を利用することが出来ないというのが理由になります。
もっと具体的に説明すると、AGA治療は大きく分けて飲み薬のプロペシア、塗り薬のミノキシジル、自毛植毛、HARG治療などの発毛治療は厚生労働省が定めている医療保険が適用されるものの中にこの4つは含まれていないためいわゆる”AGA治療”と呼ばれるものは全額自己負担になってしまうのです。
この医療費控除適用外のものと言うのは実は結構色々あって、先進治療でまだ指定を受けていないものや、コンタクトレンズ、自ら希望をした血液検査なども健康保険を利用することが出来ないため自己負担になります。
ただし、AGAにも医療費控除が適用されるという稀なケースもあるんです!
AGA治療=全ての治療費、治療薬が全額負担か~・・・と落胆するのはまだ早いです!
実は、例外として医療費控除を利用することが出来るケースも存在します。
これは例えば、のお話になるのですが病気や精神的な理由などの影響で抜け毛が進行しその結果としてAGA治療を行ったという場合です。
この場合、税務署や税務署職員に認められた場合のみに医療費控除を受けることが出来るんです。
AGA治療の治療費やAGA治療薬が年間で合計10万円以上になった場合、税金分は戻ってくるんです。
ですので、”AGA治療=絶対に全額負担”というわけではないのです。
病気や精神的な理由から脱毛し、AGA治療を行ったという方は是非一度税務署職員に相談しに行ってみてはいかがでしょうか。
医療費控除が適用されないAGA治療は全額負担!治療によって金額にかなりの差が出る!
健康保険を利用することが出来ないAGA治療ですが、健康保険が利用できないからこそ治療内容によって金額にかなりの差が出てくるのもポイントです。
飲み薬として処方されることの多いプロペシア(フィナステリド)の場合、一か月分の相場はおよそ6,000円程度。
多くのAGA患者がこの薬を服用しているのですが、大体一ヶ月にこのくらいの費用が掛かります。
高いところだと1万円弱というところも。ただし、後発医薬品のフィンペシア、フィンカー、エフペシアなどは同じような効果を得られるのですが後発医薬品という理由で毎月2,000円ほどで購入できます。
一方、塗り薬として処方されることの多いミノキシジルですがこちらは相場が一ヶ月およそ8,000円ほど。
高いところだと1万円を超えるというところもあります。
ミノキシジルの場合、市販されている育毛剤の中に使用されていることが多い成分なのでコストを抑えたいという場合はプロペシアのみ処方してもらってミノキシジルは市販の育毛剤で代用すればコストを抑えることが出来るかもしれません。
直接頭皮に注射するHARG療法の相場は1回で1万円~5万円弱が相場になっています。
ですが、こちらは副作用の問題を解決したと話題になっている最新の治療法になるのでその料金設定がまばら。
高いところだと1回10万円というところも。効果が高い+副作用がほとんど無いことから最近とくに人気の高いAGA治療法になっています。
自毛植毛はクリニックによってかなりの差があります。
1本あたりの平均が300円~1,000円ほど。
ですので1,000本を植毛したとなると30万円~100万円が相場になります。
薄毛の範囲が広ければ広いほど、植毛しなければならない場所+本数も増えるのですがハゲがかなり進んでいる方の場合3,000本が一般的な植毛本数になるため、その場合の費用は安くても150万円ほどになってしまいます。もちろん、健康保険適用外なのです・・・。
AGA専門クリニックと一般病院で違いはあるの?
AGAと言えば、AGA専門クリニックと真っ先に思い浮かぶ方も多いと思います!
ですが、実はAGA治療というのは一般病院でも受けることが出来る治療なのです。
一般病院というのは、AGA治療だけではなく外科や内科などがある普通の病院です。
こちらでAGA治療を行う場合、基本的には飲み薬のプロペシアを処方されるだけ・・・。
頭皮や毛髪に関する精密検査は行わないのが一般的です。
また、一般病院でのAGA治療というのは発毛促進というかどちらかというと”現状を維持する為の治療”がメインになるのもポイント。
ですので、AGAを根本的に解決できないのも一般病院の特徴になります。ただ、プロペシアだけが欲しい!という場合はこちらが便利です。
次にAGA専門クリニックですが、こちらはAGA治療に特化した医師が触診から問診、そして治療法について様々な説明に加え生活指導であったり頭皮マッサージを詳しく説明してくれるのでAGAを根本的に解決することが出来る・解決しやすいのが特徴です。
aga治療は医療費控除が適用されるのか? まとめ
AGAは美容外科と同じ扱いなので、基本的に健康保険は利用できません。
ですが、例外として適用される事案もありますのでこういった場合は税務署の職員などに一度相談してみることをオススメします。
基本的に全額負担となるAGA治療ですが、その治療法やクリニックによって金額に差があるのも事実です。
長く継続して治療を行う必要があるため、料金を比較して続けやすいクリニックや病院を見つけてみることをオススメします!
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